&link(TDS-303,http://www.tokyosokki.co.jp/product/instrument/instrument_sub/tds303.html)の使い方
直前の設定をフロッピーに保存†
まず、自分たち(基礎研後藤班)の実験の設定を始める前に、
データロガーに残っている(コンクリ研の)設定をその辺に置いてある
「直前のパラメータ」というラベルを貼られたフロッピーに保存する。
そして、自分たちの実験が終了したら、このフロッピーを使って
ロガーの設定を最初の状態に戻しておく。
- まず、フロッピーを差し込む。
- etcを数回 押してFDDというボタンが表示されたら、FDDを押す
- 5のWRITE PRM を選んでOKを押す。このとき、フロッピーに既に
古いパラメータが保存されていると、
CONFIG.ASC Already Exist と表示されるので、OKを押してFDDメニューに戻ってから、
3のFILE DELETEを選ぶ、そうすると、CONFIG.ASCというファイルが表示されるので、
それを↑↓で選んでENTRYを押し、OKを押すと古いパラメータファイルが消去される。
そこで改めて5のWRITE PRMを選ぶところからやり直す。
フロッピーの設定をロガーに読み込む†
- etcを数回 押してFDDというボタンが表示されたら、FDDを押す
- 6のREAD PRMを選んでOKを押す
チャンネルの設定†
- etcを数回 押してPROG.ボタンが表示されたらそれを押す
- 0のCHANNELを選ぶ
- FCHで先頭チャンネル番号を、LCHで最終チャンネル番号を指定
- 今回の集成材圧縮試験の例では000の先頭チャンネルが荷重、
001から008までに8本の歪ゲージ
- チャンネル番号設定(確認)が終わったらENTRYを押す
DISP. FORMの設定†
- 各チャンネルの(レンジや単位の)設定はPROGを押したメニューで、1のDISP. FRORを選びENTRYを押す。PROGメニューに戻るにはEXITを押す
- 1チャンネルずつ設定する場合は、SGLを押し、↑↓で設定するチャンネルを選んでから
←→で各設定項目を設定していく
SENSORの設定†
- 各チャンネルの測定モード(荷重か、歪か、何ゲージ法か)は、PROG.を押したメニューで、
6のSENSORを選びENTRYを押す。
- 1チャンネルずつ設定する場合は、SGLを押し、↑↓で設定するチャンネルを選んでから
←→で設定モードを設定していく
- 荷重はS32, 1ゲージ法ならS11, 共通ダミー法ならS14とする。
- 使わないチャンネルをスキップしたい時はS01とするとJUMPになる。
初期化†
- etcを数回 押してINIT.INが表示されたら、それを押す
- STARTボタンを押す
測定開始†
- etcを数回 押し、D.MEMOが表示されたら、それを押す
- まずCLRを押してENTRY
- STARTを押すごとに測定(リード線の先に取り付けられているボタンスイッチを押しても同じ)
測定データをフロッピーに保存†
- etcを数回 押してFDDが表示されたら、それを押す
- 1のD.MEMO.COPYを選んでENTRY
- MEMORY READ と表示されたら、もう一度ENTRY
- FILE NAME: DAT000.CSV みたいに表示されるので、適当なファイル番号を付けてENTRY
各種係数、モードの設定†
測定対象 | 係数 | P | 小数点位置 | U | 単位 | SENSOR |
荷重6kN | 0.120 | 0 | - | 10 | N | S32 |
荷重30kN | 0.060 | 2 | 10^(-2) | 11 | kN | S32 |
歪ゲージ(1ゲージ法) | 2/ゲージ率 | 0 | - | 0 | με | S11 |
歪ゲージ(共通ダミー法) | 2/ゲージ率 | 0 | - | 0 | με | S14 |
変位計(25mm) | 2.000 | 3 | 10^(-3) | 1 | mm | S16 |
変位計(50mm) | 5.000 | 3 | 10^(-3) | 1 | mm | S16 |
πゲージ(0.00044) | 8.8 | 0 | - | 0 | με | S16 |
π型変位計†
- 東京測器PI-2-50
- 校正係数:0.00044
- 標点距離:50mm
測定は、データロガーで、ひずみゲージの4ゲージ法の設定にし、
- 変位をmmで測定するなら係数:0.00044
- 変位をnmで測定するなら係数:440
- ひずみをμで測定するなら係数:8.8
とする。