卒論

テーマ

・雪荷重の軽減を目的とした床版開閉式木橋に設置する防護柵の検討(数値解析)

昨年度から暴露試験を実施して、一定程度、雪荷重を軽減させる性能を有することが確認された。今後の現場投入を考えて、防護柵の性能について数値解析を用いて検討を行う。

やること

・資料を読む

・近代木橋の歴史等やわからないことを調べる

・振動解析、弾塑性解析をやってみる(春休み課題等を参考に)

・モデルの作成(6m・10m、高欄なし・あり)

・作ったモデルで解析がまわるかやってみる。(まずたわみをみる)

資料・HP等

・木橋資料館 https://tbl.tec.fukuoka-u.ac.jp/

・振動解析 salome-meca 振動解析メモ

・弾塑性解析 Salome-Meca演習_弾塑性解析(2021)

https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/etj/karube/Mokkyo/pdf/20000927JTE42.KaketudukeruJidai.pdf

https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/51400/1/KJ00002354758.pdf

https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/1217

・土木学会 木橋の現状と課題 http://library.jsce.or.jp/Image_DB/committee/steel_structure/book/48827/48827-1-0001.pdf

https://www.kozobutsu-hozen-journal.net/series/27924/

進捗

10月

・10/24

ボルトのところに1cmの厚さの等方性材料を入れて弾塑性解析をする

・10/9

ボルトのところに仮想材を入れて弾塑性解析をしてみる

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1009_1.png

9月

・ 木橋にかかる雪荷重について検討した(全14パターン)。↓モデル

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1002_2.png

・9/6

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0906_5.png

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0906_2.png

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0906_3.png

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0906_4.png

高欄と桁が完全に固定されていると考えて、片持ち梁として計算と解析があうか確認した。 荷重は片側にのみかけた。かけた荷重は防護柵設置基準のものを使った。(種別P、水平荷重390N/m) また、桁と高欄がくっついているところではなくそこから10cm上のところをみた。

許容応力:8.33N/mm^2 理論値:2.29N/mm^2 メッシュサイズ:max10、min1

結果

引張 https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0909_1.png

圧縮 https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0909_2.png

次に両方に荷重をかけた。一つの木にかかる荷重は先程の1/2 理論値:1.04N/mm^2

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0909_3.png

結果

右側引張1.027
圧縮-0.945
左側引張1.027
圧縮0.954

他にもヤング率をE=7500MPaから5900MPaにかえてみたが(E70等級(5.9〜7.9MPa)の製材を使っているため、必ず7500MPaとは限らないので)、7500MPaのときと大きく差はなく、許容応力よりを下回っていることが確認できた。

・9/3 高欄の1スパン分(ワイヤーなし)について、最上部に水平荷重をかける。 そのときの応力が理論値と同じくらいになるか、また許容応力を超えないか確かめる。

8月

・8/9 ワイヤーのところのメッシュが切れない。

7月

・7/31 今週はあまり進められなかった。

・7/22

メッシュの最大サイズメッシュの最小サイズ細かさ要素数
1001普通4180401
1001粗く3418075
1001非常に粗く
1002普通2828002
1002粗く

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0724_5.png

・7/18 たわみがおおよそ設計書の値に近くなることが確認できた。

メッシュのデータか何かが消えた。

メッシュの最小サイズを変えてやってみる。(細かさを非常に粗くにする)

・7/17 メッシュサイズを変えて解析中。

・7/10 設計書の値が10mのものであることに気づいた。6mに直して改めて計算してみる。断面二次、死荷重その他が変わるので計算した上でもう一度解析をしてみる。

・7/9 解析をまわしてみた。たわみが設計書の値とあっていなかったので原因を探す。

・7/2 今週はあまり進められなかった。

6月

・6/26 各部材でメッシュがきれるか確認中。←きれた

メッシュサイズについて、いくつかつくってみる(最大サイズを小さくしてみる)。 解析がまわるかやってみる。(たわみを求める)

・6/19 桁と床版の間に仮想材料を入れる

・6/18 持ち上げ橋の6mのモデルを作成中。弾塑性解析(片持ち梁10mm5mm120mm)について解析をしてみたところ、エラーがでたので明日なんとかする。←多分エラーは解決した。

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/0618.png

・6/17 持ち上げ橋の6mのモデルを作成中。

・6/11 持ち上げ橋の6mのモデルを作成中。

・6/10 片持ち梁(10mm×5mm×300mm)について振動解析をした。 弾塑性解析はまだ途中。

・6/6 先週の続き

5月

・5/29 資料を読んだ。全ては読みきれていないので引き続き読む。 振動解析はモデルのみ作成した。AsterStudyの設定を進める。

・5/22 渡された劣化評価についての資料を読んだ。 木橋についての資料を探した。

春休み課題(座屈)

片持ち梁

5mm×5mm

一次モード

理論値 2647.32N

メッシュサイズ要素数弱軸方向[N]相対誤差[%]強軸方向[N]相対誤差[%]
0.7475842751.173.922766.464.5
1.0110732983.0612.729.884412.9

二次モード

理論値 23825.84N

メッシュサイズ要素数弱軸方向[N]相対誤差[%]強軸方向[N]相対誤差[%]
0.74758424350.32.224481.952.75
1.01107326402.110.82649211.2

15mm×5mm

一次モード

理論値 弱軸方向:7941.9N 強軸方向:71477.53N

メッシュサイズ要素数弱軸方向[N]相対誤差[%]強軸方向[N]相対誤差[%]
0.71340828344.355.0670772-0.987
1.0292179094.514.571497.50.028

二次モード

理論値 弱軸方向:71477.53N 強軸方向:563235N

メッシュサイズ要素数弱軸方向[N]相対誤差[%]強軸方向[N]相対誤差[%]
0.7134082739983.53557540-10.5
1.0292178050112.6563235-9.64

創造工房

12月15日

LaTeX

12月8日 サンドイッチ梁

メッシュの長さ要素数変位(mm)相対誤差(%)計算者
0.71551920.0837890524615.365安藤
0.81388080.08380386491-15.350安藤
0.9825870.08370707398115.45兼田
1.1386710.08420120760214.95兼田
1.2319290.08368815.466柴田
1.3286210.08366915.4857柴田
1.4288540.0836815.47佐藤
1.5200150.08405215.10佐藤
1.6194480.083540293815.62皆川
1.7138010.083435509815.72皆川
1.8125280.08373315.42永山
1.9117690.08392415.23永山
2106990.08407687655915.074
335790.0841456175315.004
416280.08279416.37服部
510160.08303318.89服部
6839-0.08288216.26梶原
7554-0.08087118.28梶原
82850.079995-19.20工藤
92610.078980-20.22工藤
102320.08191117.26佐々木
112080.07567623.56佐々木

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1208_kadai_sando.png

縦軸:変位(mm)、横軸:要素数

理論値:0.099mm

11月29日 木材の単純梁 

等方性一次のデータは11月24日のものを使う。

等方性一次と異方性一次の比較

異方性一次のデータ
メッシュの長さ要素数変位(mm)相対誤差(%)計算者
0.71445630.5052522.76安藤
0.81415170.5046922.64安藤
0.9916480.5025952.216兼田
1.1271600.4899140.363兼田
1.2246750.4870880.791柴田
1.3234460.48680100.995柴田
1.4177380.4859991.16佐藤
1.5154380.4851801.33佐藤
1.6159000.4832857951.71皆川
1.7121420.4779516472.80皆川
1.8116040.4820851.97永山
1.9103910.4708872.40永山
2102910.4809102.19
323280.43193712.15
415000.43015612.52服部
54320.28296842.45服部
63560.344155630.00梶原
71960.21393456.49梶原
81040.2298744-53.25工藤
9810.2323076-52.75工藤
10780.20327158.65佐々木
11630.222316254.78佐々木

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1129_kadai_ihousei1ji.png

縦軸:変位(mm)、横軸:要素数

理論値:0.4917mm

等方性一次と等方性二次の比較

等方性二次のデータ
メッシュの長さ要素数変位(mm)相対誤差(%)計算者
0.71445630.4301243.22安藤
0.81415170.4301323.22安藤
0.9916480.4300203.197兼田
1.1271600.4298283.151兼田
1.2246750.4298363.15柴田
1.3234460.429743.13柴田
1.4177380.4297971.3佐藤
1.5154380.4299583.14佐藤
1.6159000.42975453.13皆川
1.7121420.42967643.11皆川
1.8116040.4298293.14永山
1.9103910.4296843.12永山
2102910.4296203.10
323280.4291692.99
415000.4292543.01服部
54320.4281702.75服部
63560.4284522.82梶原
71960.425912.21梶原
81040.42607442.25工藤
9810.42555292.12工藤
10780.488382317.20佐々木
11630.42397249.0539佐々木

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1129_kadai_touhousei2ji.png

縦軸:変位(mm)、横軸:要素数

理論値:0.4167mm

11月24日 木材の単純梁

・木材の単純梁

メッシュの長さ要素数変位(mm)相対誤差(%)計算者
0.71452340.422484527351.388176安藤
0.81429730.422570445981.408794安藤
0.9916480.420437286573-0.897兼田
1.1271600.405618939024-2.659兼田
1.2246750.4043492.96柴田
1.3234460.4041853.00柴田
1.4177380.3986044.34佐藤
1.5154380.3965934.83佐藤
1.6161220.3982124.44皆川
1.7120260.3934115.59皆川
1.8116040.393668-5.53永山
1.9103910.390695-6.24永山
210921-0.3951035.18
32328-0.32476222.06
41500-0.15501362.80服部
5432-0.06527884.33服部
63570.21306248.87梶原
71960.101975.55梶原
81040.1158624-72.20工藤
9810.1255118-69.88工藤
10780.0773381.44佐々木
11630.199952.03佐々木

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1124_kadai.png

縦軸:変位(mm)、横軸:要素数

理論値:0.4167mm

11月17日 木材の片持ち梁

・木材の片持ち梁

メッシュの長さ要素数先端変位(4隅の平均値)(mm)相対誤差(\( \frac{salome-手計算}{手計算} \))計算者
0.71984646.54281-1.91安藤
0.81138126.5104-2.39安藤
0.9402806.3631525-4.60兼田
1.1300556.3363525-5.00兼田
1.2264676.3043375-5.48柴田
1.3251806.304355-5.48柴田
1.4322126.31612-5.31佐藤
1.5177536.1209-8.23佐藤
1.6142966.2044625-6.98皆川
1.7135966.2156625-6.81皆川
1.828665.737755-13.98永山
1.960015.7263625-14.15永山
256175.6458525-15.355
323095.4728755-17.948
46173.6160575-45.12服部
54943.8580375-42.16服部
65812.50682-62.416梶原
71331.41225-78.827梶原
8781.2887175-80.68工藤
9721.2879925-80.69工藤
10601.14344-82.85佐々木
11651.23124-81.154佐々木

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1117_kadai.png

縦軸:変位(mm)、横軸:要素数

理論値:6.67mm

11月10日 グラフの作り方

https://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotouhan/j2023/kudo/1110.png

10月27日 UNIXコマンド

 UNIXコマンドについて学びました。

・ファイル名には.やスペース全角日本語は使わない。

・pwd:自分が今いる場所

・ls:リスト表示

・mkdir:ディレクトリの作成

・rmdir:ディレクトリの削除

・cd:ディレクトリの移動

・gedit:テキストエディットを立ち上げる

・cp:コピー

・vi:ファイルを開く

・cat:テキストファイルの中身を表示

<メモ>

UNIXコマンド

gnuplot

inkscape

LaTex

LibreOfficeImpress

Salome-Meca

[m]単位でモデリングするときは,密度の単位はkg/m3を用いる。

 


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Last-modified: 2024-10-24 (木) 15:01:11