Pythonとはプログラミング言語の1つで、C言語などと比較して分かりやすい文法が特徴。 Salome-MecaでもPythonを利用することができる。
まずジオメトリで適当なモデルを作成。
大きい方のbox(box_1)が□200×200、小さい方(box_2)が□100×100でx方向へ200移動させた。
ここで、上のメニューから、「ファイル→スクリプトを保存」をクリックし、.pyファイルを適当なところへ保存。
その後、viなどで.pyファイルを開く。
すると、中段に
O = geompy.MakeVertex(0, 0, 0) OX = geompy.MakeVectorDXDYDZ(1, 0, 0) OY = geompy.MakeVectorDXDYDZ(0, 1, 0) OZ = geompy.MakeVectorDXDYDZ(0, 0, 1) ・・・・・・・・・
と続く箇所がある。
ここにジオメトリでどのような作業を行ったかが書いてあるので、ここを書き換える。 Salome-Mecaをやったことある人は、Asterstudyの.commファイルを出力するときと同じようなイメージだと思ってもらえれば分かりやすいかも。
試しに、box_2を□300×300にしてみる。
編集したら、viで.pyファイルを保存して終了。
Salome-Mecaへ戻り、ジオメトリのところで上のメニューから「ファイル→スクリプトを読み込み」で、さっきの.pyファイルを読み込む。
すると、新たにオブジェクトブラウザーのところにジオメトリができる。
確認すると、小さい方のbox_2が大きくなっているのが分かる。
.pyファイル内では、座標を文字に置き換えることもできる。
このように、座標を「X_box1」「X_box2」とし、それぞれに数字を割り当てる。
すると、そのとおりの座標でジオメトリを作ってくれる。
今回は立方体2個で行ったが、橋の全体解析を行ったりする場合は、複数の桁高や幅を一気に変えられるので便利かも。