#author("2020-01-20T10:59:52+09:00","default:kouzouken","kouzouken") #contents &link(TDS-303,http://www.tokyosokki.co.jp/product/instrument/instrument_sub/tds303.html)の使い方 *直前の設定をフロッピーに保存 [#d3a47845] まず、自分たち(基礎研後藤班)の実験の設定を始める前に、 データロガーに残っている(コンクリ研の)設定をその辺に置いてある 「直前のパラメータ」というラベルを貼られたフロッピーに保存する。 そして、自分たちの実験が終了したら、このフロッピーを使って ロガーの設定を最初の状態に戻しておく。 -まず、フロッピーを差し込む。 -etcを数回 押してFDDというボタンが表示されたら、FDDを押す -5のWRITE PRM を選んでOKを押す。このとき、フロッピーに既に 古いパラメータが保存されていると、 CONFIG.ASC Already Exist と表示されるので、OKを押してFDDメニューに戻ってから、 3のFILE DELETEを選ぶ、そうすると、CONFIG.ASCというファイルが表示されるので、 それを↑↓で選んでENTRYを押し、OKを押すと古いパラメータファイルが消去される。 そこで改めて5のWRITE PRMを選ぶところからやり直す。 *フロッピーの設定をロガーに読み込む [#l7b34fa7] -etcを数回 押してFDDというボタンが表示されたら、FDDを押す -6のREAD PRMを選んでOKを押す *チャンネルの設定 [#jeb809fd] -etcを数回 押してPROG.ボタンが表示されたらそれを押す -0のCHANNELを選ぶ -FCHで先頭チャンネル番号を、LCHで最終チャンネル番号を指定 --今回の集成材圧縮試験の例では000の先頭チャンネルが荷重、 001から008までに8本の歪ゲージ -チャンネル番号設定(確認)が終わったらENTRYを押す **DISP. FORMの設定 [#d02b43ae] -各チャンネルの(レンジや単位の)設定はPROGを押したメニューで、1のDISP. FRORを選びENTRYを押す。PROGメニューに戻るにはEXITを押す -1チャンネルずつ設定する場合は、SGLを押し、↑↓で設定するチャンネルを選んでから ←→で各設定項目を設定していく --今回の集成材の圧縮試験の場合、000チャンネルの荷重の係数とP,Uの値は、 ''0.120でP=0,U=10とし、繊維直角方向載荷の場合は1kN-2kNぐらいまで(または、最大歪が1000μ-2000μ程度)で載荷をやめる。繊維方向載荷の場合は、6kNぐらいまでで載荷をやめる。'' --歪ゲージの場合の係数のところには、ゲージファクターから換算される数値 (&link(0.952とか,http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotou/zikken/#geezi))を入れ、 P=0,U=00とする。 --&link(東京測器の木材・石膏用ゲージLFLA-10-11,http://www.tokyosokki.co.jp/product/strain_gauge/list/lf_list.html)のゲージ率は2.1なので、2/2.1=0.952が補正係数となる **SENSORの設定 [#k5bd208f] -各チャンネルの測定モード(荷重か、歪か、何ゲージ法か)は、PROG.を押したメニューで、 6のSENSORを選びENTRYを押す。 -1チャンネルずつ設定する場合は、SGLを押し、↑↓で設定するチャンネルを選んでから ←→で設定モードを設定していく -荷重はS32, 1ゲージ法ならS11, 共通ダミー法ならS14とする。 -使わないチャンネルをスキップしたい時はS01とするとJUMPになる。 *初期化 [#j7ca9198] -etcを数回 押してINIT.INが表示されたら、それを押す -STARTボタンを押す *測定開始 [#e6781a3d] -etcを数回 押し、D.MEMOが表示されたら、それを押す -まずCLRを押してENTRY -STARTを押すごとに測定(リード線の先に取り付けられているボタンスイッチを押しても同じ) *測定データをフロッピーに保存 [#x329db8c] -etcを数回 押してFDDが表示されたら、それを押す -1のD.MEMO.COPYを選んでENTRY -MEMORY READ と表示されたら、もう一度ENTRY -FILE NAME: DAT000.CSV みたいに表示されるので、適当なファイル番号を付けてENTRY *各種係数、モードの設定 [#n7cdfc0b] ,測定対象,係数,P,小数点位置,U,単位,SENSOR ,荷重6kN,0.120,0,-,10,N,S32 ,荷重30kN,0.060,2,10^(-2),11,kN,S32 ,歪ゲージ(1ゲージ法),2/ゲージ率,0,-,0,με,S11 ,歪ゲージ(共通ダミー法),2/ゲージ率,0,-,0,με,S14 ,変位計(25mm),2.000,3,10^(-3),1,mm,S16 ,変位計(50mm),5.000,3,10^(-3),1,mm,S16 ,πゲージ(0.00044),8.8,0,-,0,με,S16 -東京測器CDP-25は上記の変位計(25mm) *π型変位計 [#s8c26b98] -東京測器PI-2-50 -校正係数:0.00044 -標点距離:50mm 測定は、データロガーで、ひずみゲージの4ゲージ法の設定にし、 -変位をmmで測定するなら係数:0.00044 -変位をnmで測定するなら係数:440 -ひずみをμで測定するなら係数:8.8 とする。