#author("2020-01-19T17:15:52+09:00","default:kouzouken","kouzouken") 基本的なことは &link(こちら,http://www.str.ce.akita-u.ac.jp/~gotou/linux/vine.html#vi)参照。 *viで編集しながらコンパイルなどをする [#fb30b59f] -:!コマンドでunixコマンドが使えるので -コンパイルしたいときは - :!gfortran -o hoge hoge.f90とか -latexの編集は -pxdvi hoge&でひらいておいて -vi hogeで編集画面にいって -:!platex hoge.tex とかするとやりながらコンパイルできる。 *複数行に同じ文字列を挿入 [#pbf038b6] -ヴィジュアルモードで挿入したい箇所を箱選択しておき -shft+i で挿入モード -挿入する文字列を入力 -ESCを押すと選択箇所に同じ文字列が挿入される。 *マクロの使用例 [#x12d239a] 例えば、時刻データとその時刻の変位データ数行とが、 交互に並んでいるデータファイルから、 時刻だけの行を抜き出したい場合などは、vimのマクロが有用である。 例えば、ccxの動的解析の出力ファイルなど、 以下のように並んでいるデータファイルから、 displacements と書かれた行だけを他のファイルに抜き出して 保存したいとしよう。 --( displacements (vx,vy,vz) for set N1 and time 0.1000E-01 12663 3.0118E-06 -3.4520E-17 1.0695E-08 12664 3.0118E-06 3.4680E-17 -1.0695E-08 displacements (vx,vy,vz) for set N1 and time 0.2000E-01 12663 6.0106E-06 -6.8904E-17 2.1343E-08 12664 6.0106E-06 6.9224E-17 -2.1343E-08 displacements (vx,vy,vz) for set N1 and time 0.3000E-01 12663 8.9875E-06 -1.0302E-16 3.1914E-08 12664 8.9875E-06 1.0349E-16 -3.1914E-08 displacements (vx,vy,vz) for set N1 and time 0.4000E-01 12663 1.1927E-05 -1.3672E-16 4.2351E-08 12664 1.1927E-05 1.3735E-16 -4.2351E-08 --) こういう作業をするときは、元ファイルを壊してしまうと困るので、 作業用ファイルにコピーしてから作業するのが安全。 という訳で、上記のファイルをsagyou.datにコピーしたとしよう。 -viでsagyou.datを開き、 --( :sp disp.dat --) -などとして、displacementsの行を抜き出すファイルをもう一つ開いておく。 ファイル間の移動はCntl+wの後にjkキーで。 -sagyou.datの方にカーソルを持ってきて、qaと打つと下に「記録中」と書かれて 「a」というキーにキーボードマクロの記録が始まる。 -ggで先頭に移動し、 -/disp でdisplacementsの行を検索 -ddでその行を切り取り -Cntl+wの後にjまたはkでdisp.datに移動し、pでコピー行を貼り付け -Cntl+wの後にjまたはkでsagyou.datに戻る -ここでqを押してマクロの記録を終了 -ggでsagyou.datの先頭に行き、sagyou.datの行数が500行なら、500@a と打つ。 -そうすると、sagyou.datの500行に対して上記と同じ操作を行なってくれるので、 見るまに、displacementsの行がdisp.datの方にコピーされていく。 後は適宜、保存するなりすればよい。 節点12663の行だけをファイルにコピーしたければ、同様に操作すればよい。 複数のマクロを定義したければ、qa, qb, qc, みたいにいくらでも定義できる。 -参考:http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/vim07/07a.html **特定の文字列がある行を抜き出したい [#zd3c314a] 例えば、aaaというファイルのdisplacementsと書いてある行だけを抜き出したいんだったら、 わざわざ、上のようなviのマクロ機能を使わなくたって、 --( cat aaa | grep displacements >bbb --) *エラー [#wdf4b117] **E575: viminfo: [#w03c0170] viを起動するたびに「E575: viminfo:」と出てくる。エンターを押せばそのまま続行できるが、\home\kiso\.viminfoを消せばエラーメッセージが消える。 消したあとも今のところ不具合なし。